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2013年01月08日(火)更新

「クレーム」対応の本を読んで

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

「クレーム」相手が引き下がる対応のコツ 神岡真司さん 




中小企業の自立 自社商品を持とう 
いろいろTV新聞などでそういう機運が高まっていることと思いますが

売ったあとに必ず発生するのが お客様からの 問い合わせ クレームが舞い込みます。
そこまで深く考えて自社商品に手を出す会社は少ないと思います。

とにかく作るので精一杯 売ることも忘れて 作ることに力を入れる会社が ほとんどです。
まして
問い合わせ クレーム対応まで考えてないと思いますが

売ってみると とにかくいろんな問い合わせクレームが来ます。 
説明書を読まずに どうして使うのか? 電池を入れてないのに動かない 
ライトが点かないといった
単純なものから 

お客様がきっちり操作しているのに 動かない点かない という機能不良
当社の問題によるものなど 
外観によるものは 意外に少ないです。

たまに 頭からめっぽう怒ってこられる人もいます。
その場合一通り話を聞いて 気を沈めてからのヒヤリングになります。

でも お客様のこう言う問い合わせは なにかあったことなので 
基本的に 誠意をもって 紳士的に回答する必要があります。

この本では 
怒る客だからといって クレーマーとは限らない 

海外メーカーは 絶対謝罪と取られる受け答えはしないというのが 通例で
日本では まずはお詫びを言うべきということとは真逆であると書いてある 

電話での対応で のんびりためぐちで、話していると相手が切れるとある 
確かに以前そういうケースもありました。 

訪問などの対面での苦情相談では お客の理解を有るためにも複数で回答対応をすべし
とも書いてありました。 これもまったく言えてますね 

悪質クレーマーは お客ではない これもまさに言えている 
社会通念上妥当と思われる以上の要求をしてくるのが 悪質クレーマーと書いてある 

お客ではないのに お客として 相手は話をしてくるし 
こちらもお客として対応してしまうところに大きな問題ありと書いてある。

こういう場合は交渉を打ち切る または断る のが一番とのこと 
(どう打ち切るのがいいかまで 書いてもらうと最高の本なんですが)

こういうことも学校では教えてくれないひとつの知恵のカタマリと思う
この本は 社内勉強会に使える内容が特に 
悪質クレーマーに関してのところが良く出来ている 












2013年01月04日(金)更新

京都リサーチパーク社長、森内敏晴氏が語る

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

プレジデントという雑誌に 
京都リサーチパーク株式会社の森内敏晴社長が 
京都企業 元気の理由を書いている 




今年の動きを検討するのに参考にあることもいろいろ書いてあります。



狭い地域に 大学 企業 公的機関が密集している 
伝統工芸 老舗企業 歴史の力のようなものがあり

古いけどベンチャーを認める 応援するという土壌もあるとのこと 

僕が思うに大阪より 辛抱強いという感じがします。
昔都があり その下で辛抱して生き抜いてきた
生き様が そのものだったのだと思います。

また それよりすごい自助努力を各企業がしているように思いますね 
まあ いいところは見習いましょう!!







2012年12月20日(木)更新

日本HR協会取材に来社 

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。 

「日本HR協会」創意と工夫の雑誌の会社さんが取材に来社
私が32年間(32*12=384冊) も取り続けている雑誌です。 

あまりにも長く読んでいるのかどうか? 
社長さんまで担当者と一緒に来社されました
感激です 



 社会人になってまもない頃から購読し始めました。
当時はQCサークルがおもしろくて その勉強のために読んでましたが 

現場改善とか知恵のある改善事例が色々有り いい励みになってました。
会社のマネージャーをしながらでも結構参考になることも多く 
読み続けております。
頭の中に改善が染み込んできたのはこの本の御陰です。 

どんな方が どん考えでこの雑誌を作成されているのか大変興味深かったです。
今回取材を受けたのでそのうちに私の記事が載せられると思われます。 
当社の特別顧問「なにわのエジソン木原さん」も以前掲載されたそうです。








2012年12月14日(金)更新

「挑戦する独創企業」浜銀総合研究所

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。



横浜銀行が関東の優良中小企業を調べたのをまとめた本です。 
生き残るのにいろいろ工夫しているし また経営の内容が大変いい企業も多いです。

それぞれに経営者 会社にキラリと光る特徴があります。

独創企業は3つに分類できる 
1 革新的な技術やアイデアによる独自の製品 サービスを持っている

2 製品サービスは同業他社とほぼ同じであるが それらを生み出す事業の仕組みで差別化をしている
3 マネジメントの基本を愚直に行い続け、他社との違いを出していく

中小企業の場合 経営者の行き方が企業を形作る大きな要素になる 
多くの企業の熱い思いと地道な努力こそが不可欠である(寺本さん曰く)

例えば 横浜金属 
使われなくなった携帯電話から 金を取り出す 1トンの携帯電話から150gの金が回収できる 
特に銀は 1トンの携帯電話から3キロも回収できる会社 

もうひと例
株式会社カルチャー 個人事業で始めた事業が 現在全国77箇所 業界3位の企業へと成長した。 
カルチャーセンター経営の黄金比率 
売上の40%が講師料 20%家賃 残り40%が運営費 
今では 受講者9万人 登録講師7000人 

本の内容が実例中心なので大変説得力があり 経営者向きに仕上がっている 










2012年12月11日(火)更新

ニュートップL12月号

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。 

「ニュートップL」日本実業出版さん 年間購読24000円 




申し込んでおくと毎月送られてきます。
中身が結構あるので読むのに1時間半ほどかかりますが 

中身がしっかりとしており 経営者が欲しいところをきっちりと書いてあります。
マネージャー向きの雑誌ですね 

キラリと光る企業を大きい小さい関係なしに取材されている。
へ~!!そんな企業あったのか?そんな人あったのか? 
世の中広いな!!と感じます。 

今回 面白いと思った記事は 「切腹最中」 東京港区 
浅野内匠頭が切腹させられた田村右京太夫の屋敷跡、
そこに店を構える新正堂 
客目当ては 看板商品の「切腹最中」 




こんな名前が売れるはずがないとほとんどの人が反対したにもかかわらず
孤立無援の状態で船出したこの最中は 周囲の予想に反して大ブレイク

新正堂の売上の70%を占める看板商品に成長していくとある
こういうことってあるのですね 
みんなが反対しても売れる場合がある 
また 意見を聞きすぎても成功するとは限らないし・・・

とにかくこの雑誌 
私も社長も毎月送られてくるのを楽しみにしてる雑誌です。 



 




2012年12月05日(水)更新

「幸福への原点回帰」鍵山秀三郎 塚越寛

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

「幸福への原点回帰」鍵山秀三郎 塚越寛さんの著書です。
どちらも経営で成功されその集大成のような本をいろいろ書かれている
方なのですが

少し掘り下げて長い目で経営を実践された経験からのお話を書かれてあります。
含蓄の深い文章が多くあります。



「遠きをはかる者は富む」絶えず何十年も先の事へ視線を向けながら
信念を持って会社の将来像を描き 社員や関わる人の幸福を考えて
日々行動されてこられた。

会社経営は 誰のために 何のために どうあるべきかをしっかり考える必要がある。
塚越さんは
「ひとりでも多くの人がハッピーになること」これが究極の目的と書かれております。

この基本軸に関しては ぶれていないこのおふたりの発言から感じられます。
この本を読むと経営に少し気合が入ります。









 
 

2012年11月15日(木)更新

漫画本「ギャラリーフェイク」全巻読破

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。



 
漫画「ギャラリーフェイク」 細野不二彦さん 全巻で22冊 
毎晩寝るときに読んでいたのですが 
とうとう読み終わりました。

美術品に対して本格的な解説と偽物(贋作。フェイク) 本物(真作)の違いなど
日本 世界を問わずいろんな美術品が登場して来ます。

僕のような美術品に対しての入門者は特にいいかと思います。
読んでいるうちにこの漫画に引き込まれてきました。
大人が読む漫画ですね 







2012年11月13日(火)更新

「非常識社員」はこう扱いなさい 井寄奈美さん

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。


井寄さんの本が またまた出ました。
人事い労務問題の具体的なことが書かれております。

中小企業は総務が何でもかんでも引き受けてやするし
経営者も営業から開発までなんでも引き受けてやるので

どうしても井寄さんが書かれているような詳細な事が
おろそかになりがちです。

そのあたりをわかりやすくどうすればいいのか?
ということを書かれておられます。

私の友人もこういうことで困っているの人がいるので
本を買ってプレゼントしようと思います。

経営者と人事労務担当にこの本は向いていいると思います。
そういう方にお薦めです。







 

2012年10月23日(火)更新

「なぜ、あの会社は儲かるのか?」山田英夫さん

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。 
先日講演を聞いた 山田英夫さんの本「なぜあの会社は儲かるのか?」を読みました。 

異業種にあるビジネスモデルを移植することこそ、日本企業ができるビジネスモデルのイノベーションである。
その着目点をを事例で説明しているのがこの本である。 

自社でゼロからビジネスモデルを構築するのは難しい
だから 
他社にあるヒントを手がかりにbジネスモデルを構築していく
「イミテーションの方がイノベーションより数も多く、現実に企業に利益をもたらすケースが圧倒的に多い」 

そこで
模倣にも2タイプある 
ひとつは同業のベンチマーク(そのままの真似) ローソンがセブンイレブンを真似するようなこと
これは横並びとなり最後はコスト競争となる。

もう一つは 
異業種にあるモデルから学ぶパターン。これが一番いいというところから話が始まる。 



絶対に潰れない不動産屋を目指す「スターマイカ」
賃料収入と売却収入のハイブリッドな仕掛け


楽天バスサービスで空席検索を入れたら一気に軌道に乗りだした。
(ホテル旅館での空室検索をバスの業界に取り入れた例)

1000円散髪のQBハウスの話 
今や503店舗になる 

今話題のLCC(格安航空)のサウスウエスト航空の成り立つわけ 

なるほど ホーと思う内容で書いてありますが 
直ぐに私が利用できるのはないですが 

企業家にはこの本はおもしろいと思います。 
お薦めです。 









 

2012年10月10日(水)更新

「変わる会社が生き残る」浜銀総合研究所寺本さん

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

「変わる会社が生き残る!!」浜銀総合研究所 寺本明輝さんの本を読みました。 
相当な企業実例をヒアリングされ
そこから独自の理論で本を書かれています。



 
「本業を漫然と続けていてもダメ 
本業と離れてもダメ
中身を変える事」それが出来る必要がある 

生き残るにはこのようにどんどん変わる世の中に対して
同企業側も変化していけるか? 

そして 企業が持続的な優位性を確保するためには 
① コストリーダーシップ
② 差別化
③ 集中化 
の三つのパターンがある 

中でも差別化集中が中小企業の場合有効な手段であると書いてある 
やっぱりそうか?
という感じで読んでいました。 

私なりに
もう一つ付け加えると 能力に見合った規模で物事を判断するということかな
と思います。 
 
とても良くまとまった本で 中身も濃く かなり真剣に読まないと 普通の人では少ししんどいかなと感じます。 

しかし 独創企業という本も出されています。
企業事例中心のようです。次はそれを読んでみます。



 





 
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会社概要

1933年ラジオのプラスチック部品製造で創業 1950年 旭電機化成株式会社を設立 1995年 スマイルキッズブランドを展開 2000年 大阪中小企業投資育成株式会社の出資を受ける 

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個人プロフィール

1957年 大阪市生まれ 1985年 旭電機化成株式会社 専務取締役 

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