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2015年09月18日(金)更新

「お家さん」玉岡かおる

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

「お家さん」(おいえさんと読む) 玉岡かおるさん

明治時代を背景とした日本の復興を舞台に活躍した商社 鈴木商店と
その経営者 鈴木よねさん(お家さん)
とそこの大番頭 金子直吉さん中心の話 


およねさんにとって 会社と家の境目がない世界
全てが生活で すべてが会社 
坂の上の雲を目指していたのは 男性だけではなく女性も同じであった。

今の神戸製鋼 帝人 日商岩井とか 素晴らしい会社へと鈴木商店が倒産した後分散して
次々と生まれている。

とにかく拡大 投資にの連続で巨大ビジネス帝国を作る勢いだったようです。
相当面白い展開だったと思われます。

しかし 投資を急ぐあまり 財務内容の健全化に関しては 甘かったようです。
おそらく自己資本比率が低すぎて 水膨れの経営内容であったのではないか?と想像されます。

また 時代の変化についていけなくなったとも思われます。

自分や家族を含め このお家さんという感覚の経営者は周りに多いと思います。
それが 日本型経営の原点なのだと思いました。

今では簡単にリストラする会社が多いと思いますが 
お家さんの感覚ではありえない世界だと思います。
 
 
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