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2016年02月29日(月)更新

サポーディブハウス山田尚美さんの話(オンリーワン研究会2月例会)

こんにちはアイデアを暮らしにスマイルキッズ案内人の原守男です。

オンリーワン研究会2月例会は サポーディブハウス「メゾンドヴユーコスモ」
4代目山田尚美さんに講演いただきました。


場所は 大阪市西成区のあいりん地区
通称釜ヶ崎と言われている地区で 福祉アパートを経営されておられます。

元はドヤと言われる簡易宿泊所だったそうですが 新たな住まいの形(サポーティブイハウス)
と呼ばれる形態に進化したようです。

メゾンドヴィユーコスモは 3畳一間 120室がある7階建ての福祉アパート
常時110室は埋まっているそうです。(平均年齢70歳)


住民は 年金無し 保険無し 退職金無し 日本の高度成長期を支えてきた労働者たち
主に 仕事は下請けの下請けの下請けの下請けの仕事をされて方達のようです。

そういう方が釜ヶ崎に流れてきて 日雇い労働者をされていて 
1997年あたりのバブル崩壊から 仕事がなくなり野宿者が増えてきて
尚且つ老人になってきて 生活に困るという状態を招いていたようです。

そういう方たちに生活保護の申請から 衣類の提供とはじめて アパートの住民になってもらうそうです。

日常生活支援
福祉支援(介護事業者が10社入っている)
健康支援(誕生日検診 動けない人は医者へ連れていく 服薬など)
社会生活支援
生きがい 居場所づくり支援などを 福祉アパートが担う体制で 生まれてきたようです。
とにかく365日 24時間対応のアパートは すごいサポートと感じました。

精神的によく持つな!!と思い話を聞いてました。
 

またこの地域は結核患者が日本一多くバングラデシュよりも多いそうです。
2015年でも30名ほどアパートでいたらしいです。

スタッフは8名(パート)体制 辞めずに頑張ってくれているそうです。

この地域を何とかしようといろんな立場の人が応援に集ってくれているそうです。

今後の課題は 宿泊者(住民)の募集だそうです。


司会は 赤木法律事務所の赤木先生 初めての司会お疲れさま
20名ほどの参加者でした。
 
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