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2012年02月28日(火)更新

「采配」元中日ドラゴンズ監督 落合博満さんの本 

こんにちは アイデアを暮らしに スマイルキッズ案内人の原守男です。 

東京出張もあったので 本をしっかりと読めました。 

前から 興味があった 落合博満さんの元中日ドラゴンズ監督マネジメント 

どんな考えで どう行動していたのか?何処が他の監督と違うのか?

大変興味がありました。 

「采配」もベストセラーとか言うことで 今や時の人ですね 



監督業というプロとしての仕事を忠実に全うされたという感じです。 

かなり管理者としてマニアックなので 一般の人には おもしろくない内容と思われました。

しかし

一つ一つ本当によく考えて采配されていたと感じました。

考えが深い ぐっと深いという感じです。

よくよく考えるのではなく よくよくよくよく考えるという感じ 

例えば 「心技体」が大切と言うが そうではなく

「体技心」が大切とおもう。体が調子よくないと 心も技術もあった物ではない 

何をするにも 体が一番大切と書いてある 

まさにその通りとおもう。

また 何点リードしても勝とは限らない 逆に何点リードされても負けるとは限らない

と言うような安全圏をみた考え 

また 山井投手が日本シリーズで初の完全試合目前で 交代した理由も

知りたかったのですが わかってすっきりしました。 

また

「ただひたすら勝利を目指す事」と書いてありました。

これは簡単なようで簡単でない ついつい他に目がいきがちになるのが人間ですから

また

我々の世界でもマネが多いのですが 

落合さんも「模倣とは一流選手になる第一歩」と言っている 

最後に

「本当におもしろい野球とは やはり勝つことです」 

この文を読んだときに 西武ライオンズの森雅彦監督を思いだしました。

よく 森監督も強いけどおもしろくないとマスコミさん等に言われてましたし

落合さんも同じように言われておられます。 

それも 当たっているように思います。

本当に勝つことだけが おもしろい野球なのか? 

この疑問が大きく残りました。 

勝つ為の野球ではなく 「お客さんに本当に喜んでいただける野球」 と言うテーマで

再度落合さんに監督契約をしてくれる球団が出てきてほしいと思いました。 

この本は マネージャー業されている人には 大変勉強になる本ですね。



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